デイ・ケア
就労支援事業
就労準備デイ・ケア
統合失調症の方のための「就労準備デイ・ケア」
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最初の1か月目はビギナーコースとよばれ、最初の週は午後からデイ・ケアに参加し、2週目以降徐々にデイ・ケアで過ごす時間を延ばしていきます。4週目は朝から週4日参加できるように体調を整えてきます。
2か月目以降は基礎コースと呼ばれ、原則朝から週4日、プログラムに参加します。集団で作業を行う園芸やスポーツを通じて、就労に必要な体力や人とのコミュニケーションを身に付けます。また、就労に不可欠な病気の付き合い方や対処の仕方を学ぶセミナーも用意しています。
ある程度体力が付き、病状が安定して実際に就職にむけた活動を始めたい方は実践コースに進みます。職場実習などにも参加し、ハローワークにいく、履歴書を作成するなど就労にむけた具体的な準備を並行して行います。実践コースにいつ進むかは病状など個人差があり、相談しながら決めていきます。
また、現在休職中の方は、職場復帰を目指すために職場と連携し、「慣らし出勤」を計画したり、復帰時の面接対応のための「模擬面接」を行ったりして準備をしていくこともできます。
うつ病の方のための「症状改善と就職・復職の準備性を高める デイ・ケア」
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平成26年4月から正式にスタートしました。最初の1か月はビギナーコースとよばれ、最初の週は午後からデイ・ケアに参加し、2週目以降徐々にデイ・ケアで過ごす時間を延ばしていきます。4週目は朝から週4日参加できるように体調を整えてきます。
2か月目以降は基礎コースと呼ばれ、原則朝から週4日、プログラムに参加します。集団で作業を行う園芸やスポーツを通じて、就労に必要な体力や人とのコミュニケーションを身に付けます。うつ病の方を対象にした、病気について学習するセミナー、集団認知行動療法、アサーションなどのプログラムを用意しています。
ある程度体力が付き、病状が安定して実際に就職にむけた活動を始めたい方は実践コースに進みます。職場実習などにも参加し、ハローワークにいく、履歴書を作成するなど就労にむけた具体的な準備を並行して行います。実践コースにいつ進むかは病状など個人差があり、相談しながら決めていきます。
また、現在休職中の方は、職場復帰を目指すために職場と連携し、「慣らし出勤」を計画したり、復帰時の面接対応のための「模擬面接」を行ったりして準備をしていくこともできます。
デイ・ケアのスタッフ
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精神科医師・看護師など、医療の専門職がチームで支援します。
デイ・ケア利用の流れ
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まずは利用希望される方ご自身が、電話で予約をしたうえで、見学・説明会(予約制)に参加していただきます。実際に見学いただいた上で、利用についてご検討いただきます。(お電話の際に「病名」「通院中の医療機関」などについてお尋ねいたします。)
その後、利用希望の方は通院先のかかりつけ医と相談の上、所定の医療情報提供書や問診票など必要書類を準備しデイ・ケアに提出していただきます。その書類に基づいて、デイ・ケア担当医による診察を受けていただきます。
診察後、デイ・ケア課で受け入れ検討会議を経て正式な利用開始日が決まります。
- 見学説明会 →
- 利用申し込み →
- 書類の準備 →
- 利用前診察 →
- 受入検討会議 →
- 利用開始
見学・説明会予約お問い合わせ先:デイ・ケア課 電話075-314-0510
デイ・ケアのスケジュール
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- 利用日:週4日(月・火・木・金)9:30~15:30
- 利用期間:1クール6か月 更新可能 最長3年間
- 費用:健康保険適用・自立支援医療費制度利用可
プログラムの一例
月 | 火 | 木 | 金 | |
---|---|---|---|---|
午前 |
・園芸 ・調理(月に1回) |
*選択制プログラム ・フィットネス ・パソコン基礎 |
・職場マナー講座 ・職場コミュニケーション実習 |
*選択制プログラム ・園芸 ・パソコン応用 |
午後 |
セルフデスクワーク |
・心理教育 ・就労生活セミナーなど |
*スポーツ ・バレーボール ・卓球 など |
スローフィットネス |
- 病気とうまく付き合うセミナー:
- 統合失調症の方を対象に、病気についての理解を深め、うまく付き合うための対処法を身につけるセミナーで医師が担当しています。
- パソコン応用:
- 実際の職場を想定し、上司役の講師より出された課題をパソコンのソフトを使って文書作成します。グループで相談・連絡・報告する練習もします。
- その他:
- 「日常生活記録表」を利用して、生活リズムの改善、うつスパイラルから抜け出す行動についての自己分析を行います。
- 就労ミーティング:
- 実践コースに進んだ方や実際に就労・復職に向けた活動をしている方が出席し、実習場面や就労場面を振り返り、就職活動への動機付けを強めます。
- 家族のつどい:
- 1~2か月に一回、水曜日の午後、通所されている方の家族を対象にした「家族のつどい」を開催しています。スタッフからの社会資源や疾患についての情報提供の他、家族の悩みや問題について話し合っています。
普及啓発事業
普及啓発事業
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- 1 精神障害のための就労支援講座
- 精神障害のあるご本人及びご家族、支援者を対象に、デイ・ケアでの就労支援活動の経験を活かし、仕事をする上で必要な病気に関する知識や、就労支援に関する情報をお伝えすることを目的として、講座を開催しています。
- 2 精神障害者バレーボール京都市大会京(みやこ)ふれあいアタック
- 精神に障害のある方のスポーツ活動の振興とともに、社会参加を推進するため、平成17年度から毎年、精神障害者バレーボール京都市大会 京ふれあいアタックを開催しています。大会の運営は、市が委託する大会実行委員会(関係団体で構成)や市バレーボール協会が担当し、当デイ・ケア課はその事務局として、開催までの準備から大会当日の運営に当たっています。
なお、この大会は全国障害者スポーツ大会の京都市予選会として開催されるものです。優勝チームは近畿ブロック大会に出場できます。 - 3 精神科リハビリテーション技術援助事業
- 医療・支援機関の職員等を対象とした就労準備のためのデイ・ケア研修です。 精神障害者に対する就労を目指した医学的リハビリテーションや就労支援の技術などを体験することで、支援技術の向上や普及を目的にしています。
- 4 京都市障害者就労支援推進会議精神障害者就労支援システム検討部会
- 京都市では、障害のある方が適切な支援を受けながら働くことが当たり前の地域社会をつくることを目標に、平成21年度から、さまざまな機関が参加して「京都市障害者就労支援推進会議」を開催しています。当デイ・ケア課も、会議に参加して精神障害のある方の就労推進のために必要な意見を述べたり、情報提供を行っています。
障害別に課題を整理し、具体的な取り組みをすすめるために6つの部会があります。精神障害に関しては、当課が事務局となり「精神障害者就労支援システム検討部会」を開催し、精神障害者の就労支援についての問題の整理をはじめ、各機関の連携や意見交換のための話し合いを行っています。